看護師は患者さんに幸せをもらえる仕事
国際短期医療ボランティア体験記~

東京逓信病院/看護師 宮本かりん氏

4日間の短期休暇を利用して「遠い異国の医療」に触れる。そこで認識する「ルーチンな看護業務の意味」「恵まれた医療環境のありがたさ」そして「看護師は患者によって生かされている」という真実。日本で病院勤務をしながら、短期休暇を利用して「国際医療ボランティア」を経験した宮本さんにご自身の体験を語っていただきました。

執筆者プロフィール

宮本かりん氏
東京逓信病院/看護師

埼玉県出身。自治医科大学看護学科卒業後、東京逓信病院 血液内科・内分泌代謝科などで現在も勤務中。2013年6月、休暇を利用してジャパンハートの短期ボランティア(ミャンマー)に参加。

看護業務一つ一つの意味を考える

元々国際看護に興味がありました。また東日本大震災の被災地にボランティアに行き、実際に自分の目で見て感じること、現地の人と関わることで得られるものの大切さを感じたことで、短期でボランティアに参加できるのであれば参加してみようと思いました。

参加してみて、「看護師としての自分」を見つめなおす機会を得ることが出来ました。

例えばバイタルサインの測定ひとつにしても今までは業務の一環としか捉えていませんでしたが、バイタルサインの測定の根拠、意義についても考えることができました。また指示簿があるわけではないため創傷管理を始め看護師の判断が求められます。

日本では医師が指示簿を書き、それに基づいて看護師は動きます。その違いから、いかに自分が何も考えず、ルーチンで仕事してきたかということに気づきました。さらに消毒、掃除、ガーゼ作成なども自分達で行わなければなりませんでした。

日本では当たり前だった環境に感謝

日本であれば掃除のおばさんがいることや、中央材料室があること、ガーゼも切ってパックされた状態であることは当たり前です。今まではその環境が当たり前のように思っていました。帰国してすぐに仕事で、以前は文句をたくさん言っていた自分ではなく自分の環境、周りのスタッフの存在などに感謝できる自分がいました。参加したことで自分の中でも変化を得ることができました。

ミャンマーの患者さんは言葉の通じない自分に優しく笑顔で接してくださり、それに何度も励まされました。看護師は患者によって生かされること、幸せをもらえる仕事であることに気づきました。そして自分は日本でも今まで患者さんに本当にたくさんの幸せをもらってきたのだと思うと本当に感謝の気持ちで一杯になりました。

苦労したことは、来てすぐの時は、水道、トイレやシャワーなどの環境、電化製品が無い中で自炊をすることに不安があったことです。でもすぐに環境に適応できました。生活面でも日本ではきれいな水がいつでも使用できること、お湯がでること、電化製品があることなど当たり前だと思っていたことを心の底から有難いと思えるようになりました。

 

自分を見つめなおす「一歩」へ

迷っているのであれば参加してみるべきです。迷ってなかなか一歩踏み出せないこともありますが、その一歩を踏み出せないでいると、時期とチャンスを逃してしまうと思います。参加することで看護師として、人間としてたくさんのことを学び、それが必ず自分の糧になるはずなのでぜひ一歩踏み出してみてください!



 

 

▼"看護師としての自分"を見つめなおすきっかけに▼

仕事続けながら、数日間(3-4日)の休暇利用でOK!
日本の医療資格あれば、途上国の医療支援に貢献できます
 
参加前の確認事項・疑問や不安などありましたら、
お問い合わせください。事務局スタッフがお応えします。

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